中古物件を購入してリフォームする場合には、大きく2つの費用がかかります。
総額でどのくらいお金がかかるかを意識して、あとになって思わぬ出費に慌てないようにしましょう。
まずは1つめの費用から。
■中古物件購入時に必要な主な費用
※中古マンションを意識して記載しています。
◎物件の購入費用
マンション自体の物件価格。
◎仲介手数料
仲介してもらった不動産会社へ支払う手数料。
不動産会社により、手数料の価格が変わります。
◎登記費用
登録免許税(登録免許税法に基づき、登記、登録などについて課せられる税金)、司法書士報酬(不動産登記手続きをしてもらう司法書士へ支払う報酬)、印紙税(不動産売買契約書など、印紙税法に基づき、文書の作成時に貼る印紙代金)。
◎不動産取得税
土地や中古マンションの購入、家屋の建築等で不動産を取得した際、登記の有無にかかわらず課せられる税金。
マンション購入してから、3~6ヶ月以内に請求書が送られてきます。
※購入時に一度のみ
◎残金の清算金
売主が支払い済みの固定資産税や管理費・修繕積立金等を、物件引き渡し日を境に計算し、その金額を売主に支払う費用。
◎ローン手数料・保証料
住宅ローンを組む場合に必要な費用。
[参考]中古マンション購入後に発生する費用
◎固定資産税
毎年1月1日(賦課期日)現在の土地、家屋及び償却資産(これらを「固定資産」といいます。)の所有者に対し、その固定資産の価格をもとに算定される税額をその固定資産の所在する市町村が課税する税金。
※東京都23区内は、特例で都が課税
◎都市計画税
都市計画事業又は土地区画整理事業に要する費用に充てるために、目的税として課せられる税金。
固定資産税とあわせて納めることになっています。
◎管理費
共用部分の清掃やメンテナンス、エレベーターの点検などに支払う費用。
◎修繕積立金
屋上の防水工事、建外壁の補修など建物を長期的に維持するために使われる費用。
◎駐車場代
駐車場を借りた場合に、発生する費用。